わら細工体験
一時代前の藁文化時代は生活用品に藁が沢山使われていた。畳床、筵、縄、米俵、叺、蓑、窯敷、草履等々沢山あった。今は化学製品にとってかわられ藁はほとんど使われていない。稲の刈り取りもコンバインで行われ、藁の部分は切断され燃やされている。地球温暖化の行く末を考えれば藁などの昔の生活も考えてみる必要があるのではないか。

2026/3/15 わら細工体験が「おらがわ」多目的室で開催されました。
当日は10名の方が参加され熱心に取り組みました。用意した藁は当いきいき清和が昨年の秋に収穫した「まんげつもち」の藁です。昭和39年東京オリンピックを境にして今迄の昭和初期の生活に別れを告げ化石燃料を中心とした生活が発展し今迄の藁が中心の生活から塩ビ製品の生活に大きく転換しました。
今ではお飾りとしめ縄づくりに藁が使われる程度ですが、生活用品からは忘れ去られているのが現状です。しかし昨今のペルシャ湾紛争で日本への原油搬送が危機を迎え、石油燃料と化学製品作りに危機感が報道されています。古来から日本では国内の生産物を大切にして生活用品を自給していました。豊かな生活の時こそ顧みる必要があります。
わら細工の第一歩は、細縄づくりです。藁は事前に袴を取り水を吹き付け木槌で叩いておきました。こうしておくと綯うのにやりやすいのです。
縄を綯うには右縄と左縄があります。左縄は神仏の縄に使われます。この日は右縄で右手と左手を合わせて2本の藁を右手で前の方に押し出すように綯っていきます。最初はこれが難しい。何度も何度も挑戦するうちに段々綯えるようになりました。自分で綯った縄を曳いてみると意外と強いのだ。
縄が綯えたので今日は鍋敷きづくりに挑戦です。鍋敷き輪の中心は藁の袴取りをした藁渋を使いました。丸く円にして麻ひもで結えます。出来た藁渋輪に縄をからげていきます。からげるのに縄が長すぎると大変なのでせいぜい3m程の縄でからげていきます。縄が足らなくなったら先端をほぐして縄を継ぎ足していきます。こうしてからげ終わると手提げ部分を作り鍋敷きは完成。
短い時間でしたが、参加者皆さんは作り方を会得しました。自宅へ帰られて、忘れないうちに作ってみましょう。







