はじめに
NPO法人いきいき清和は清和公民館と共催し、地域の再発見と交流人口を高めるため、平成28年から7年間にわたり「清和の魅力探訪ウォーク」を実施しました。コース設定にあたっては、清和全21自治会に余すことなく足を踏み入れるよう10コースを設定し、様々な見どころを巡ってきました。
このガイドブックは踏破した全10コースを1コースごとに見やすい地図と見どころを1冊にまとめたものです。
編集にあたっては、ウォーキングに同行した千葉県立中央博物館並びに君津市の学芸員から解説していただいた内容(遺跡・名所・自然等)を新たに補筆しました。
全コースに参加された人数は延べ277名、支えたスタッフは延べ79名。参加者とともに踏破したコースの総延長は74kmとなりました。清和地区外の参加者からは、「清和に何度か来ているが、毎回新たな発見をさせていただき驚きました。」また、地元の参加者からは「いつも車で走っている道端に、こんなに貴重な石仏があるとは知らなかった。」と、それぞれ清和の魅力を再発見していただきました。
特に、千葉県内でも数少ない十三仏石仏4体が三島地区にあること、そしてこの4体が非常に珍しい遺跡であると分かったことは印象深い出来事でした。
ぜひあなたも、このガイドブックを片手に清和の魅力探訪をお楽しみください。
末筆ながらウォーキング実施にあたり、清和地域各自治会長様初め快く施設の利用や見学をさせていただいた関係各位に心から御礼を申し上げます。
令和6年1月 編集員一同
実施日 | タイトル | 自治会名 |
第1回 2016/11/6 | 寂光霊地と 奇岩笠石を訪ねて | 旅名 |
第2回 2017/11/5 | 鹿野山山麓で 深まりゆく秋を堪能 | 東粟倉・東猪原 西猪原 |
第3回 2018/5/13 | 戦国の山城 秋元城跡の要害を訪ねる | 西粟倉・清和市場 |
第4回 2018/11/11 | 歩いて見つける 秋元城の新たな魅力 | 西粟倉・清和市場 市宿・日渡根 |
第5回 2019/4/21 | パステルの山なみを愛でながら ミツバツヅシの里を歩く | 正木 奥米 |
第6回 2020/3/14 | 文人墨客も遊んだ 山岳信仰の鹿野山を歩く | 鹿野山 |
第7回 2021/11/21 | 健脚コースで大きな感動 晩秋の鹿野山山麓ウォーク | 植畑・西日笠東日笠・平田 |
第8回 2022/4/24 | ミツバツツジの里 清和県民の森を歩こう | 豊英 |
第9回 2022/10/2 | 秘境に遺されたお宝と 自然要害を訪ねて | 辻森・二入 |
第10回 2023/3/19 | 早春に訪ねる 清和の旧跡 | 宿原・怒田沢 旅名・豊英 |